Google口コミ
Google口コミスコアを上げる方法とは?【130社支援の口コミのプロが解説】

たとえばあなたがレストランを探していて、Googleで検索した結果、★4.8の店と★3.2の店が並んでいたら、どちらを選びますか?
多くの人は、前者を選ぶでしょう。

理由は簡単。口コミスコアが高い=信頼できる店舗という印象があるからです。
このように、Google口コミの「スコア」は、ただの数字ではないのです。
お店や企業の第一印象を左右する、大事な“看板”なのです。
本記事では、「どうすればGoogle口コミのスコアを上げられるのか?」というテーマで、具体的な改善方法をわかりやすくご紹介します。
無理な施策やルール違反は一切ナシ。あくまで自然かつ継続的にスコアを上げていくためのリアルな手法をお届けします。
INDEX
Google口コミスコアとは?基本のおさらい
Google口コミスコアとは、Googleマップや検索結果に表示されるレビューの平均評価点のこと。


ユーザーが星1〜5で評価したレビューの合計平均値が表示される仕組みです。
たとえば、
- ★5:とても満足
- ★1:とても不満
という基準で、「数」と「質」の両方がスコアに影響します。
スコアは小数点第一位まで表示します。(例:4.3
1件の低評価でもスコアが大きく下がる可能性あり。
また、スコアの高さだけでなく、「口コミ件数」が多いほど検索結果で上位に表示されやすくなる傾向もあります。
Google口コミスコアの算出方法
「平均点」と聞くと、単純に「全てのレビューの星の合計 ÷ 件数」だと思いがちですが、Googleはもう少し複雑なロジックでスコアを算出しています。
公開されている公式情報では単純平均
Googleが公開している仕様によれば、スコアは基本的にはユーザー評価(星)の平均で計算されます。
たとえば:
★★★★★ 星5 × 3件
★★★★ 星4 × 1件
★★ 星2 × 1件
この場合:(5×3 + 4×1 + 2×1) ÷ 5件 = 平均4.2 となります。
ただし、表示スコアは「内部ロジック」で調整される場合も
Googleは明言していませんが、以下のような要素に基づいてスコアの表示に補正が入る可能性があります:
- 投稿者のアカウント信頼度(過去の投稿履歴など)
- 同一IPからの連続投稿など、不正検知
- 不自然な投稿時期(急増など)
つまり、表面上は「平均点」に見えても、内部的には信頼性や不正リスクを加味して調整されていることがあるということです。
切り上げ?切り捨て?どっちが表示される?
例えば★4.26のレビューだった場合。四捨五入は切り上げ?切り捨て?どちらになるのでしょうか。
これに関して、Googleから明確な発表はありません。ただ弊社の以下のように考察しています。
【考察】四捨五入の仕組み
口コミの質、アカウント内のエンゲージメント、滞在時間、信頼性などを総合的に判断し、プラスであれば切り上げ、マイナスなら切り捨て
どうしてもきれいに割り切れないときは、上記のようにGoogleが判断するのではないでしょうか。あくまでも推測ですが、わりと可能性はあると思っています。
口コミスコアを上げる5つのポイント
嘘のレビューは絶対NG!
Googleは口コミの不正行為(自作自演、業者依頼など)に非常に厳しく、ポリシー違反が発覚するとアカウント停止や口コミ削除の対象になります。
正しい評価を積み重ねることが、結果的に一番の近道というわけなのです。
自然なペースで増やす
口コミが一気に急増すると、Googleに「不自然な投稿」と判断されてしまう場合があります。
1日数件など、あくまでナチュラルな流れを意識しましょう。
レビュー依頼は“仕組み化”がカギ
口コミは「お願いすれば書いてくれる」というものではありません。
ポイントは、顧客満足度が高まった“感情のピーク”で声をかけること。
たとえば:
- 会計時に一言「もしよろしければGoogleに口コミいただけると嬉しいです」と伝える
- QRコード付きのPOPを設置して、スムーズに投稿できる導線をつくる
スタッフ全員で取り組む
スタッフ一人ひとりが、口コミの重要性を理解していますか?
接客品質がばらつかないように、「口コミ依頼の声かけ例」を共有しておくと、全体の精度が上がります。
数字で目標を持つ
「星4.1を4.5に上げるには?」
実は、必要な高評価レビュー数をざっくりと計算することもできます。
例:現在★4.1(口コミ数40件)→★4.5にしたい場合
→ 星5のレビューが15〜20件ほど追加で必要
具体的な目標を設定すれば、モチベーションにもつながります。社内の口コミの取り組みのKPIに設定するとスタッフが動くようにもなるでしょう。
口コミの「質」を高めるコツ
評価の平均点だけでなく、近年は「口コミの内容」も検索アルゴリズムに影響します。
体験ベースの記述をお願いする
「美味しかった」ではなく、「〇〇のパスタがもちもちで驚いた」といった具体的な描写が含まれている方が好まれます。独自の体験談がなによりも重要。特にAIが発達してきた昨今だからこそ、「この文章ってAIかな?」と思うユーザーも多いです。人間味あるストーリーこそが差別化できる良質な口コミとなります。
写真付きレビューを増やす
写真は口コミの信頼性を高めるだけでなく、視覚的な説得力があります。特に飲食店、リフォームの施工写真など、視覚的情報の方が伝わりやすい商材であればあるほど大事。
「料理の写真をぜひ撮ってくださいね!」など、自然に声をかけてみましょう。
客観的な事実を含めてもらう
主観だけでなく、たとえば、
「待ち時間は10分くらい」
「駐車場は広くて5台分」
などの情報があると、他のユーザーにも有益ですね。
口コミを増やす方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
低評価がついた時の対応術
低評価を放置すると、スコアが下がるだけでなく「無反応=責任放棄」と思われてしまいます。
対応の姿勢ひとつで、信頼は回復可能です。
内容が事実と異なる場合は報告を
Googleには、口コミの削除申請機能があります。
嫌がらせや虚偽の内容は、「ポリシー違反の報告」から申請可能です。
アルゴリズムとスコア評価の関係性
近年、Googleの口コミ評価アルゴリズムはAI化が進み、以下のような要素が重要視されています。
- レビューの内容の具体性
- 写真や動画の有無
- 投稿者のアカウント信頼性(レビュー歴など)
また、新しい口コミほど重視されやすい傾向もあるため、継続的にレビューを獲得することが必要です。
Google口コミを本格的に対策するには?
結局はスタッフ全員で、依頼の方法を仕組み化し、会社・店舗として総動員で口コミマーケティングを強化していくといった、意識改革が最短最速で効果を発揮します。
実際に弊社はこれまで80社近く・500人超の現場スタッフ様に口コミ研修を行ってきました。

多くの改善できた事例もございます。貴社専用のマニュアルを作成し、良質口コミの獲得ノウハウを内製化するお手伝いをさせていただいています。
ただのアドバイスではなく、「研修」という形で企業様の業態にあわせて内容をお届けしています。社長のみならず従業員への研修としても好評です。
Google口コミにお困りの際は、お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせは:こちら
まとめ:改善に近道なし。コツコツが信頼を築く
Google口コミスコアを上げるための裏技や一発逆転の方法はありません。
ただし、誠実な接客・サービスの提供と、顧客との自然な関係性が何よりも強い力を持っています。
そして、レビューを書いてくれたお客様一人ひとりへの感謝を忘れないこと。地道な積み重ねこそが、口コミスコア向上の最大のポイントなのです。
良質な口コミ対策で、地域で信頼される企業・店舗づくりに励みましょう!
口コミマーケティングというものを基礎から知りたい方は、こちらをご覧ください。