Google口コミ
自作Google口コミはバレるのか?検知される仕組みと8割が知らないリスクとは

「うちのお店、まだ口コミが少ないな…。ちょっと自分で書いちゃおうかな?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
しかし、ここで注意が必要です。Googleの口コミを“自作”するのは、実は思った以上にリスキーなことなのです。Googleにバレたときの影響もかなり大きい…。
ということで、この記事では、「自作口コミ・サクラ口コミは本当にバレるのか?」「自作したらどうなる?」という疑問に対して、初心者にもわかりやすく解説していきます。
後悔しないために、口コミの基本を一緒にチェックしておきましょう。
INDEX
Google口コミの「自作」とは?
Googleマップに表示される口コミは、お店選びのときに非常に参考になりますよね。だからこそ、「ちょっとでもいい印象に見せたい」と思い、自分・従業員などでサクラ口コミを書いてしまうケースは、正直よくあります。
しかし実は、その行為は明確なGoogleポリシー違反に抵触します。たとえばこのような行為が「自作」にあたります。
- 別のGoogleアカウントを作って自分でレビューを書く
- 家族や友人に頼んで★5の口コミを書いてもらう
- 架空の人物を装って何件も投稿する
一見「ちょっとぐらいなら…」と思いがちですが、Googleはこうした行為を明確に禁止していることを理解しておきましょう。
▶ Googleの投稿ポリシー(公式): https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114?hl=ja
自作口コミは本当にバレるのか?
実際のところ、高い確率で発覚する可能性があります。
Googleは意外とすごい技術を使っていて、いろんな情報から不正を見抜くんです。
- 同じIPアドレスからの複数レビュー
- お店と全然関係ない場所からの投稿
- 投稿内容や文体がパターン化されてる
こうしたものをGoogleのAIがチェックして、怪しいと判断されると「削除」や「ペナルティ」の対象になります。
Googleの機械学習システムの仕組み
Googleが公式に出している「Google のクチコミの仕組みについて」
このようなことが言われています:
クチコミが投稿されると、クチコミがポリシーに違反していないことを確認するために、直ちに管理システムに送られます。Google の管理システムが建物への不正侵入を防ぐ警備員のようであるのに対し、Google のチームは、不適切なコンテンツが Google に投稿されるのを防いでいます。
Google のオペレーターチームは、24 時間体制でフラグが立てられたコンテンツを確認しています。ポリシーに違反するクチコミが見つかった場合は Google から削除し、場合によってはユーザーアカウントの停止や法的措置などの対応を取ります。
怪しいかどうかのチェックは即機械によって行われ、また人間オペレーターによる管理体制もどうやらしっかりしているそうです。厳重なのが分かると思います。
Googleはどうやって口コミの信ぴょう性を見抜いているのか?
実はこのような要素をみてチェックしていると言われています。
Google審査項目の例
- オンライン上の情報
- Googleマップでの自宅/職場設定
- Googleアカウントの位置情報
- Googleアカウントの個人情報
- 利用したIPアドレス等ネットワーク
- Googleアカウントの各アクティビティ
- Googleアカウントのアクセス権限取得済みビジネスプロフィール
- その他Googleアカウントの利用状況
- Googleのナレッジグラフに蓄積される各エンティティや属性
もう少し簡単に整理します。
IPアドレスと端末情報でチェック
たとえば、同じパソコンやスマホから違うアカウントで投稿したら、すぐバレる可能性ありです。
位置情報のズレを検知
お店が東京にあるのに、口コミを書いた人の位置情報がロンドンとか…あれ?ってなりますよね。
怪しいレビューの書き方パターン
「最高でした!」「対応が素晴らしい!」みたいなテンプレ感満載の★5レビューが急に増えたら、AIがしっかりチェックします。
他の人からの通報
実はGoogleには「不正なレビューを報告する」機能もあるんです。ライバル店に通報されるケースも…。
自作口コミがバレたときのペナルティー
「ちょっとくらい、自分で口コミを書いてもバレないでしょ?」
そう思っていた会社が、次々とGoogleからの“信頼”を失っています。
問題は、バレるかどうかではありません。
バレたとき、“あなたのビジネスそのもの”が失うものの大きさです。
- ・投稿した口コミがすべて削除される
- ・最悪、アカウントが停止されることも
- ・Googleマップの検索順位が大幅に下落し、集客が激減
- ・さらには、ビジネスプロフィールの公開停止という事態に…
これは単なる「口コミ削除」では終わりません。会社の信頼・来店数・売上に直結する「営業停止レベルの打撃」です。
つまり、長期的な信頼や集客に影響するというわけです。
私たちはこれまで数多くのクライアント様を支援してきましたが、残念ながら「短期的に評価を増やしたい」という焦りから、自作口コミに走ってしまう企業も後を絶ちません。
しかし、ビジネスは短距離走ではなく長距離マラソンです。
Googleは「どんな方法で口コミを集めたか」を見抜く力を日々強化しており、“不自然な評価”を積み重ねたアカウントほど、後々大きな代償を払うリスクが高まっています。
正しい方法で、着実に積み上げた口コミこそが、未来の顧客と信頼をつなぐ資産になります。
焦らず、誠実に。それこそが、選ばれ続ける店舗・会社の条件です。
安全かつ自然に口コミを増やすための3つのコツ
では、実際にどうすれば“自然で信頼される口コミ”を増やしていけるのでしょうか?
ポイントは、タイミング・導線・ルール遵守の3つです。
「満足の余韻」があるうちに、やんわりとお願いする
お客様が「良かった!」と感じたその瞬間こそ、口コミをお願いするベストタイミングです。
例えば…
「本日はご利用ありがとうございました。もしご満足いただけていたら、Googleでの口コミをお願いできるととても嬉しいです。」
たったこれだけでも、お客様の心に自然と届きます。
導線を“迷わせず”に示す【QRコードやURLの活用】
口コミは「書こうと思っても、どうやって書けばいいか分からない」ことで離脱されがちです。
そのため、
- ・会計時に渡すカードにQRコードを印刷する
- ・店内POPに口コミページURLを表示する
- ・LINE公式アカウントで口コミ依頼を自動送信する
など、ワンタップで口コミ画面へ飛べる仕組みを整えることが重要です。
お礼はOK、でも“報酬”はNG【Googleポリシーに注意】
感謝の気持ちとしてお礼を伝えるのは問題ありませんが、
「口コミ投稿で◯◯プレゼント」といった金銭的・物質的なインセンティブは、Googleのガイドライン違反となります。
✅ OK:レビュー投稿のお礼として感謝の言葉を伝える
❌ NG:「レビューを書いたら○○を無料にします」といった特典付き誘導
違反が発覚すれば、口コミ削除・アカウント停止・検索順位低下など、ビジネスに深刻な影響を与える可能性があります。
信頼される口コミの育て方
じつは、★5レビューばかりよりも、★3〜4が混じってる方がリアルで信頼されやすい場合もあります。
そして何より大切なのが「返信」です。クレームにも丁寧に対応しているお店は、好印象を与えます。
- ・感謝の気持ちをしっかり伝える
- ・誠実に対応している姿を見せる
- ・ポジティブもネガティブも、真摯に向き合う
この積み重ねが、結果的に“強い口コミ資産”になります。
Google口コミを本格的に対策するには?
結局はスタッフ全員で、依頼の方法を仕組み化し、会社・店舗として総動員で口コミマーケティングを強化していくといった、意識改革が最短最速で効果を発揮します。
実際に弊社はこれまで80社近く・500人超の現場スタッフ様に口コミ研修を行ってきました。

多くの改善できた事例もございます。貴社専用のマニュアルを作成し、良質口コミの獲得ノウハウを内製化するお手伝いをさせていただいています。
ただのアドバイスではなく、「研修」という形で企業様の業態にあわせて内容をお届けしています。社長のみならず従業員への研修としても好評です。
Google口コミにお困りの際は、お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせは:こちら
まとめ:良質口コミをコツコツ集めるのが最善の策
Googleの口コミ、自作してもバレないだろう…は通用しません。そしてバレたときの代償は大きいです。
だからこそ、焦らずコツコツと「リアルな声」を集めていくことが大切。信頼されるお店やサービスを目指して、地に足のついた口コミ対策を始めていきましょう!
なお、口コミマーケティングというものを基礎から知りたい方のために、こちらの記事を貼っておきます。