MEO対策
Googleビジネスプロフィールの商品カードに「自動車」が登録できなくなった件

Googleビジネスプロフィールの商品カードの機能を使い、あらゆる商品・サービスが掲載できます。中古車販売店のような自動車を販売している企業様も、本機能をこれまで活用して情報発信をしてきました。
しかし2025年4月頃から、車関連の商品カードが削除・非承認になるケースが日本中で相次いでいます。
この件で以下解説します。
INDEX
なぜGoogleで自動車の商品カード登録ができなくなったのか

結論からいうと、Googleポリシー準拠のアルゴリズムが厳格化したたです。この動向は特に珍しいことではありません。昨今頻発しているGoogleアップデートも、ポリシー準拠の精度を世界中でより高めていこうといった目的で起こっているものなので、厳格化の波がまた違った角度で来た、という認識で大丈夫です。
Googleポリシーでは車両登録はNG扱い

Googleのポリシー上、「商品」機能では実体のある「購入可能な商品」のみが掲載対象とされており、自動車のような高額資産・条件付き購入が前提のものは原則NGとされています。
Googleポリシーの広告掲載対象外のショッピング コンテンツ の公式ページでは、
最適なユーザー エクスペリエンスを提供できない特定のコンテンツについては宣伝は認められていません。
と明記されています。自動車に関しても、以下のとおりNG対象に入っています。

× 公共の輸送路で人の輸送に使用されるエンジン駆動の車両または帆船
例: 自動車、キャンピング カー、トラック、ボート、双胴船、飛行機、ヘリコプター、オートバイ、原動機付き自転車、ジェットスキー
このポリシーはショッピング広告におけるルールとして記載されていますが、Googleビジネスプロフィールの商品カードも、この枠内に入るという意味から、本ポリシーに準拠させる必要があります。
最近では、GoogleがビジネスプロフィールとMerchant Centerの商品管理ポリシーを厳格化し始めており、自動チェックの精度向上により、今までは通っていた登録も次々と不承認扱いになっている状況になりつつあります。
ポリシーがあってもこれまでは登録自体はできていたが、これを機に厳格化のアルゴリズムが働いてついに消された、といった流れでしょう。実際に弊社のクライアントのGoogleからも、ある日突如として消されていました。
ちなみに、自動車自体の登録はできなくても、ユーザーが直接購入できるサービスは登録可能なので、
- 「車検サービス」
- 「自動車メンテナンス」
- 「中古車買取査定」
などのサービスは登録できると思います。
Googleポリシーに準拠した運用が今後ますます重要になってくる

昨今、口コミが消されるケースも相次いでいます。Googleが思っていることを代弁すると、こんな感じでしょうか(笑)
「我々のGoogleというプラットフォームを利用しているのだから、ルールはしっかり守ってね。これまでバレないアカウントも多く存在したが、我々も賢くなってきたので、守らなかったら力技でやりますね★」
いずれにせよ、Googleの動向をしっかりと理解したMEO運用が今後はますます重要になってきます。
しかしながら、Googleの仕組みを理解しないで、あきらかペナルティー違反に抵触するシステム(レビューゲーティングシステムなど)を提供するWeb業者も増えているのが現状です。お客様のアカウントがどうなろうが、彼らにとっては知ったこっちゃないのです。ビジネスとして売上を上げられればそれでよい、といったサービスが横行しているので、弊社としてもこの業界に正しいやり方でMEOマーケティングを浸透させたいと思っています。
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